みなさん、こんにちは。
寒くなったり暖かくなったり良くわからない気候ですが、いかがお過ごしでしょうか。
今日の大阪は雲ひとつ無い青空で、朝からとても気持ちが良いいです。
さて、今日のお話しは「身体がだるい…。」という症状についてです。
ご飯を食べたあと身体が急にだるくなる。
昼になると頭がぼーっとして横になりたくなる。
時々めまいがする。
そんな症状に心当たりはありませんか?
私のところにカウンセリングに来られるクライアントさんの一定数はこういった症状を訴えます。
そして皆、それぞれにご自分で原因を究明して名前をつけていらっしゃいます。
「私、低血糖なんですよ」とか。
「私、副腎疲労なんです」とか。
「私、PMS(月経前症候群)なんです」などなど。
それの診断は正しいかもしれないのですが、もう1つ可能性として疑っていただきたいのが、今日お話しする
「グルテン過敏症」
という体質です。
グルテンとは小麦に含まれるタンパク質の一種で、パスタやうどん、たこ焼きなどの粘り気になる物質です。
そのグルテンが体質的に合わない方が一定数(アメリカ人では15%程度)いるそうなのです。
10人に一人以上ですから、結構な数ですね。
グルテン過敏症の方は、小麦の入った食べ物を食べると様々な症状が出るようです。
以下が、グルテン過敏症の代表的な症状です。
人によっては1つだけ当てはまる方もいらっしゃれば、複数当てはまる方もいらっしゃるようです。
あなたはいかがですか?
1.膨満感、下痢、便秘など、消化器官のトラブルがある
2.二の腕や背中にブツブツがある(毛孔性角化症)
3.グルテンの入った食事を食べると、頭がすっきりしない、疲労感がある
4.橋本甲状腺炎、関節リウマチなど、何らかの自己免疫疾患がある
5.めまいを感じたり、平衡感覚がおかしくなるときがある
6.PMSなど、ホルモンバランスの乱れによる症状がある
7.偏頭痛
8.慢性疲労
9.膝や腰など、関節の痛みがある
10.気分のむらがあり、不安や抑うつ状態に苛まれることがある
いかがですか?
実は私も関西人なので粉物(たこ焼きやお好み焼き)が大好きなのですが、それを食べるとその後に身体がダルくなるのは昔から自覚していました。
その後が仕事で気を張っていたらやり過ごせるレベルの症状ですが、仕事が無い時などは、いつもしんどくて横になって寝てしまっていました。
で、それ以外にもラーメンやうどん、パスタ、パン、などを食べた後も消化に時間がかかって、眠くなったり頭がボーっとしたり、気分が塞ぎこんだりしてるなぁ、と薄々気づいていました(でも大好きなので食べてました(笑))
ですので、このグルテン過敏症という言葉を知った時は、
「あぁ、やっぱりそういう体質があるんだな。知ってたよ…。」
と思いました(笑)
そこで、自分が本当にグルテン過敏症なのかどうかを確かめるために、試しにパンやラーメンなど小麦の入った食べ物を止めてみたんです。
そしたら、食後にしんどくなることが無くなりました(笑)
でも、そうは言ってもやっぱりたこ焼きもラーメンも大好きですから、食べたいときは我慢せずに食べます。
すると、やっぱり食後は身体がだるい…。横になりたい…。
あかんやん…。完全にそれやん…。
となっております。
大好きな食べ物が身体に合っていないというのは、残念ではありますが、
頻繁に起こっていた原因不明の眠気や身体のダルさの理由が分かったという意味では、嬉しくもあります。
メカニズムが分かればコントロールできますからね。
グルテン過敏症の症状の種類や強さは人それぞれで、私の場合は眠気やダルさが出るだけで、それほど深刻なものではありません。
ラーメンもたこ焼きもパスタも好きなので今でもよく食べますが、食べるのは出来る限り休日か、その後に仕事が無い夜かにしています。
そしてパスタは大量に取らなければ、それほど影響が出なかったり、
パンは種類によって影響が出やすいものと、影響の小さいものとがあることにも気付きました。
食べ合わせによっても随分違うように感じています。
こうして意識して試していくことで、自分に合った症状との付き合い方ができるのですね。
みなさんは、いかがでしょうか?
ちょっと思い当たるフシがあるな…、という方は試しに小麦の入った食事を控えて様子を見てみることをお勧めします。
自分の扱い方を知るには、気軽に試してみて結果を見てみることです。
小麦を断つだけで、原因不明のダルさが無くなったり、人によっては定期的に訪れていたうつ症状が無くなったりしています。
思い当たる方は是非試してみてくださいね。
はじめまして。
今日こちらのサイトを知りました。とても興味深く拝見しております。
今後ともよろしくお願い致します。