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共感力が高すぎるエンパスという性質

みなさん。こんにちは。

今日はエンパス(共感しすぎる人)についてお話しします。

HSP(過度に敏感な人)という言葉と同様に私は、この「エンパス」という言葉に出会った時にも非常に大きな納得が得られました。

ようやく自分を説明してくれる言葉に出会えたと思ったのですね。

それまでの私はなぜか生きづらい、どこか人とは違う気がするという曖昧な自己像しか持ち合わせていませんでした。

それが言葉1つによって目の前の霧が晴れていくように、自分に起こっていることが整理されて行ったのです。

・今感じている申し訳なさはエンパスとしての過剰な共感なんだ。

・今この人と話していて気持ちが沈んだのはエンパスとして、気持ちをもらいすぎたんだ。

・今興奮しているのは、自分の興奮ではなく周りの皆の興奮なんだ。

そういうことが分かり始めたのです。

エンパスとは何か

エンパスという言葉は、ローズ・ローズトゥリーというアメリカ人セラピストの著書によって日本に入って来た言葉です。

エンパシー 共感力のスイッチをオン/オフしよう [単行本] / ローズ・ローズトゥリー, 埴原 由美 (著); ヴォイス (刊)

エンパシーとは相手と共感する力。

そしてその力が非常に高い人が一定の割合で存在していて(日本人の場合は5人に1人)そういった共感力の高い人達をエンパスと呼んでいます。

相手に共感することは人間の持つ重要な能力ではありますが、あまりに高い共感能力を持ったエンパスは、その能力に振り回されて生きづらく感じてしまうことも多いのです。

エンパスの共感能力にはいくつかのタイプがあり、人によって様々です。

ローズ・ローズトゥリーが示したタイプ分けを見てみましょう。あなたに当てはまるものはありますか?

▼ 身体合一型…相手の身体に起きたことを、自身の身体で起きているように感じる

▼ 身体直感型…相手の身体で起きたことが直感的にわかる

▼ 感情合一型…相手の感情を自分のことのように感じる

▼ 感情直感型…相手の感情が直感的にわかる

▼ 知的自己変容型…人の考えに合わせて行動してしまう

▼ 霊的合一型…相手のスピリットとつながり、その人を援助できる

※ 複数のタイプを持ち合わせている場合も多いです。

いかがでしたか?

私の場合は、肩こりの人と話していると自分もびっくりするほど肩がこってくるので身体合一型。

そして相手の感情を体験してしまうので感情合一型でもあります。

エンパス体験を再解釈する

エンパスとして生きづらさを感じて生きてきた人が、最初にしなければならないのは、自分がエンパスであるり、それによって様々な問題が起きているという現実を理解することです。

そのためには、まずはこれまでの人生を振り返る必要があります。

自分の過去を振り返り、自分に起こった一見ネガティブな出来事が、「もしかしたらエンパスの性質として起こったことではないだろうか?」といった疑問を持って再解釈していくのです。

「どうして自分はこんなに気持ちがブレてしまうんだろう。」「どうして一貫性が無いのだろう?」とネガティブに捉えていた自分のパーソナリティーの問題を、エンパスの性質として捉え直していくわけです。

例えば私の場合は以下の様な体験は、エンパスだから起こったのだと理解しました。

・集団の中で皆が「これをやりたい!」と言い出すと、自分もやりたいような気がしてきて賛成するのだけど、家に帰って1人になると、なんでそれをやりたかったのか分からない。まったく興味が持てない。

・強い感情を持った人に何かを言われると、それに影響を受けすぎて自分の気持ちがわかならくなって反論できなくなる。

・一人になるまで自分の深い本心がわからない。

そういったことが、エンパスの過剰な共感能力によって起きていることが理解できると、この能力に必要以上にかき乱されることが無くなっていきます。

私は今でも人の「これをやりたい!」に影響を受けますが、それが人の影響にすぎないとわかっているので、サラっとスルーすることができますし、それによって大事な決定をすることはありません。

逆に自分に役立つ勉強を継続したい場合などは、同じ目的を持った人とつながり合って、良い影響を受けるように人間関係をデザインすることで、モチベーションとして利用しています。

エンパスの性質である影響の受け安さを欠点としてではなく、利点として活用することもできるわけですね。

そのためにも、まずは自己理解を深めて行きましょう。

先に進む前に、今日は皆さんに質問を投げかけておきます。じっくりと時間をかけて答えを導き出してください。

質問には潜在意識の気づきを促し、再構築するような力があります。つまり根本的な変化が起こります。
それでは、以下質問です。

・あなたのエンパシーのタイプは何型ですか?

・過去の体験の中で、今振り返るとエンパスの能力によって起こっていたなと思える体験はありますか?できるだけたくさん思い出してみましょう。

・もし、エンパスという性質を理解して、その場面を体験していたとしたら体験の質はどのように違ったものになっていたでしょうか?

3つ目の質問は特に変化を促します。

すぐに答えを出すことが大切なのではなく、質問が心の奥底にまで響いていくことが大切です。じっくりと取り組んでください。

4 Comments

mika

私はスーパーへ買い物へ行くと、何を買いたいのか分からなくなってしまいます。毎回です。なので行く前にメモが必要です。記憶力がないのとも、違うと最近分かりました。場所のエネルギーを受けてしまうのでしょうか。頭が真っ白になります。一人でいるときは頭の中は整理できるのですが。あと、エネルギーの強い脅迫的な人物の前にいくと足がすくみます。いつも人の顔をうかがっています。臆病で繊細すぎます。植物と話すのが一番楽ですね、植物は邪気がないので。

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管理人

mika様
こんにちは。
スーパーで買いたいものがわからなくなるというのは、かなり繊細で精度の高いエンパス気質のようですね。
人の影響を受けて、大変なこととと思います。
植物のエネルギーに触れているのは癒されますね。とてもわかります。
周りの影響から自分を守ったり、自分の中心にとどまるようなスキルも身に着けて、人間世界もやり抜いてくださいね。応援しています。

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私は、人の空気を感じとってしまいすぐに不安になってしまったりします。
繊細すぎで、感受性が強すぎて困ることがたくさんあります。
たとえば、盛り上がっていた空気に急にひんやりと冷たい空気が流れてるのを瞬時に感じ取ってしまい、どうしていいかわからなくなるときがあります。
私が発した一言で空気を悪くしてしまったのかな?と不安になり、泣きだしてしますこともあります。
そういえば小学校1年生のときに、場になじめず、泣きだし、吐いてしまうこともありました。
今は吐くまでにはなりませんが…。
緊張しすぎてしまうと頭が痛くなったりします。
だから、今までは人と接することも避けていました。
また、発達障害の診断を受けてから、安心安全の基地を見つけてからは、落ち着いてきました。
これからは、人と接するけど、ほどよく心地いい距離を保てるようにしたいです。

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iztumi

大学生の者です。
高校ぐらいから周りとの違和感を感じてきました。
他にもそんなひとがいないのと調べ、HSPとエンパスにたどり着きました。
話しているひとによって自分のテンションが違うことに一人になって「どうしてだろう」と悩んでいたのですが、これはエンパスなのでしょうか?
あんまり自信がありません
よろしくお願いします

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