みなさん、こんにちは。
カウンセラーの佐原です。
今日は苦手な人とどう調和するか?というお話をしたいと思います。
まずは先日頂いたHSPプログラム収録の「苦手な人を克服するワーク」の体験談をお読みください。
『職場に特に苦手な4人が居て、その4人にワークをしてみました。
その中の3人はまだ話す機会がない常態ですが、唯一、話す機会があったA子さんに関しての感想です。
A子さん
教育係的な存在で、何でもよく気がつき、身体全身に目と耳が付いているような人で、ミスも毎回注意され、次第に必要以上に私から話さなくなった人。
言い方が早口でキツくてとっても嫌でした。私が完全に心を閉ざした感じです。
ワーク後、
本当に信じられませんが、A子さんの方から普通な感じで話しかけてくれるようになりました。
冗談も言い合えたり、語尾にハートがつくような話し方を私にもするようになりました。
仕事上で聞きにくかったことも、失敗も、笑って答えてくれるようになったんです。
そして今日は注文のミスをしてしまったのですが、あとでA子さんからもミスの件でフィードバックがあったのですが、私が理想としている叱られ方(笑)だったのです。
まずどうしてミスしたのかをしっかり聞いてくれて、威圧感が全くなく、でも改善策もしっかり言ってくれて、私も意見が言いやすい雰囲気でした。
本当に不思議なのですが、このA子さんに関してもそうですが、他の人に対しても今までの恐怖感、緊張感が完全に抜けて、普通に話せるのです。
今までは拾ってなかった話の内容まで自分から拾って、雑談を心から楽しめている感じです。
仕事中も、いつもミスしないようにただただ必死で、常にコメカミ辺りにモヤモヤが居る感じが、今は純粋に仕事を楽しんで面白がってやっている感覚で、ミスがあってもいい!私は大丈夫!といった感覚なんです。
自分を信頼している感覚です。』
抜粋は以上です。
Mさん、ありがとうございました。
面白いですね。
このワークというのは家で一人で目を閉じて行うイメージワーク(実際にはエネルギーが動いているのでエネルギーワークでもありますが)に過ぎないのですが、
時にこういった魔法のようなことが起こります。
そしてここに嫌いな人、苦手な人との関係性を理解するヒントがあります。
先に潜在意識が何かをしている
私たちが人と関わる時、実際に口にして伝えたメッセージ以上に、非言語のメッセージが伝わっています。
私達が意識して相手に表現しているものよりも、結果的に「表現されている」ものの方が圧倒的に多いということです。
そして実際の現実を作っていくのも、表現しているもの以上に、表現されているものによってです。
目の前の人と仲良くなれるか、敵対するのか、それを決めるのはお互いの無意識が発しているものによって決まります。
皆さんも経験がおありですよね。
初対面のある人と出会った瞬間に、自信なさそうな怯えたようなエネルギーを感じ取って自分の中から勝手に反応が起こってきたり。
(人によってその反応は、上から目線の人格が出てきたり、意地悪したくなるような攻撃的な人格が出てきたり、あるいはこちらも不安になったりと、様々です)
逆に傲慢で攻撃的なエネルギーを持っている人に触れると、勝手に防衛的になったり、萎縮したり、その反応も自動的に起こります。
初対面で会った瞬間にもかかわらず、もうお互いに作用し合っているのです。
私達が意識で何を話すか、どんな表情をするかを決める以前に、既に潜在意識レベルの交流を通じてお互いの関係性は作られているわけです。
対等な関係か、好き同士か、主従関係か、敵対関係か、そういった前提となる関係性が潜在意識レベルで構築されてしまって、その関係性を土台にして話す内容や言葉は生まれてきます。
そのため、既に出来上がった関係性を言葉によって覆すのはなかなか困難な作業です。
言葉とは違ったレベルで潜在意識が先に既に結びつきを作ってしまっているのでです。
であれば…です。
であれば、実際にその人と何を話すかは置いておいて、潜在意識レベルで仲良くなっておくことは可能です。
そして、それは家で1人でイメージワークの中でもできるということなのです。
*エネルギーや身体感覚レベルで先に馴染んでおく
苦手に人と対面した時、勝手に身体が警戒して固くなったりすることがあります。
それこそが潜在意識の反応です。
この反応は無意識に相手にも伝わり、相手は「自分は受け入れられていないな…」と、感じ取ります。
その結果、相手も自分を受け入れてくれない相手に対して好意は持てず、冷たい反応を返して来ます。
そして、こちらもその冷たい反応を感じ取り、潜在意識はより警戒を強め、固く拒絶感を表し、それがまた相手に伝わって…と、負のスパイラルに入って行きます。
人によって様々な反応がありますね。
一生懸命話してくれているのにこの人にはいつも壁を感じるな…。とか、
この人は受け入れてくれてる感じがして、会った瞬間に身体が緩むな…など。
お互いの潜在意識が発しているものにお互いが作用しあっています。
であれば、このブロックする身体感覚を事前のイメージの中で緩めて、先に相手と馴染んでおきましょう。
HSPプログラムの中にワークを収録していますが、別の方法としては、相手をイメージして相手の肩に自分の両手を乗せてみると良いです。
向き合って両手を置くのがハード過ぎるようでしたら、隣に立って片手だけ乗せる。あるいは後ろに立って両手を乗せる。
そしてしばらくそのままつながっていましょう。
そうすると身体に何が起こるでしょうか?
もし緊張が生まれたら、しばらくその感覚を味わいながら恐怖感と共にいてください。やがては安らいで身体の硬直もおさまってきます。
そうすることで潜在意識を通じて、先に相手の存在に馴染んでおくことができるわけです。
翌日実際に会ってみると、自分の緊張感が和らいでいることに気づくと思います。そうすると相手の心も同調して緩みます。
対面した瞬間に身体意識が自然に交わり合い、「あ、私、受け入れられてるな…。私この人に好かれてるかも…。」と感じると、相手の潜在意識もこちらに好意を抱き心を開きます。
本人が意図するかどうかに関わらず、無意識的な作用によって親密度が高まります。
こういったイメージワークを様々な人を相手に繰り返すことで、苦手な人が減っていき、誰とでも自然に馴染みやすい、つながりやすい潜在意識へと教育していくことができます。
私達は魔法使いで行こう
こういったワークが良いなと思うのは、家で一人でできる点です。
このブログの読者さんであるHSPや内向型の方にとっては、相手にどう働きかけるか?というような実際的にな行動よりもずっとやりやすいと思います。
私達はドラクエのキャラクターの属性で言うと、戦士ではなくて、僧侶や魔法使いですから。
こういった魔法の扱いはもともと得意なのです。
まずは得意なところかマスターして行きましょう。
もちろん、この物質的な世界の冒険の中ではやがて勇気と肉体を使って行動を起こし、現実を動かしていく必要がでてきます。
いつかは、戦士をマスターして行く段階が来ると思います。
そして、やがては勇気も行動力も魔法も愛も、全ての属性をマスターして自在に現実と創造できる勇者となって行くでしょう。
そのためにも、まず最初に自分の属性をマスターしてくださいね。
そして、こういった属性を1つ1つマスターして勇者へと成長する冒険から逃げずに、自分はちゃんと意識の進化のプロセスを進めているぞ!という実感。
この実感は私達に魂のレベルでの深い充足感と正解感をもたらしてくれるものです。
ああ、自分はこれであってる。正しい道にいる。
そういった感覚をもたらしてくれるものです。
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おかげさまでご好評を頂いております自宅セラピープログラム。
今回お話した「苦手な人を克服するワーク」も収録されています。
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