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飲み会で「うぇ〜い!」となる場が苦手で仕方がない問題について

みなさん、こんにちは。

カウンセラーの佐原です。

少しずつ温かくなって来ましたね。

お元気にされていますか?

私は相変わらずカウンセリングの日々を過ごしていますが、そんな中、家系や集合意識にあるトラウマを癒すようなセラピーをまた別の角度から学び始めました。

クライアントさんの問題を扱っていくと、心の痛みや憂鬱感といった感情が、クライアントさん個人のものとは言い切れないようなケースもとても多いものです。

「その苦しさはあなたの過去の体験から来るものか?」

「それとも、家系の誰かの感覚を肩代わりしているのか?(同一化、もつれ)」

それがセラピーで最初に見る点です。

原因不明の不定愁訴や希死念慮、対人恐怖などは、個人の体験をいくら掘り下げても原因が出てこないことも多いのですね。

今の心理療法はそういったテーマ(昔であれば霊能者の所に行ってくださいと片付けられていたもの)にも的確に対処できるようになっています。

私も更に学びを深めて、セラピーの技術に磨きをかけていきたいと思っています。

さて、今日は日々のカウンセリングから、ここの読者の皆様に役立ちそうなトピックをお話しします。

それは 「飲み会が苦手」問題についてです。

もっと言うと、飲み会で「うぇ~い!」となる場が苦手問題ですね。

飲み会がとにかく苦手

このテーマは本当に根深く、このブログの読者さんからもよくご相談を頂きます。

「何を話して良いのか分からなくなるんです。」

「言葉が何も出てこないんです。」

「何が面白いか全くわからないんです。」

「みんなのノリについていけないんです。」

分かります。分かります。 私も苦手です(笑)

そうですね。

「うぇ~い!」 …て。

波長が合わない方には苦痛でしかありませんね。

ある種のタイプの人間が非常に苦手で、心を閉じてしまう。

そういう場面では一体何が起こっているのでしょうか。

自分の本質が良くないものと感じる時

飲み会の席のみならず、人に対して心が閉ざしてしまってぎこちなくなる。

そういう問題をセラピーをしていくと、 核心には、 自分の中心的な価値が否定されている(ように感じている)という感覚が核心に現れてきます。

例えばある人は深く物事を考えて、本質的なことについて考えるのが好きで、それが中心的な自分の情熱の源泉になっていたりします。

また別の方は真面目で、環境を良くするためにできることを真面目に考えて提案するとか、そういったことに心の大半を使っています。

HSPや内向型の皆さんの中心にはだいたいそういった善良で真っ直ぐな心根があります。

とても誠実で真面目で知的好奇心があるけれど、浮ついてはいないのです。

とても素敵だと思います。

でも、この「うぇ~い」の場においてはこの自分の本質を良くないものと感じて恥じているのです。

自分の感じる面白さ。自分の中心的な情熱を相手に表現してしまうとどうなるのか。

「なんか、めんどくさい人だね」

「あ~、場を冷ます人ね」

そんな声が返って来そうな気がして、必死で自分の本質にはフタをして自分の中心とは繋がらずに、無意識に違う誰かを演じようとしています。

でも、自分の中心にあるエネルギーの源泉から切り離された時点で、もう自分の内側からは何も言いたいことが出てこなくなります。

周りの人達を見て、どんな反応をするのが適切かな?と頭で考えて、頭で考えた言葉を発しても、そこには自分の中心のエネルギーが乗っていないので、上滑りしていきます。

面白いことを言ったはずなのに、面白いエネルギーが乗っていないので周りの反応は起きないのです。

それもこれも、自分の中心が否定されそうな気がして、自分が自分の中心から切り離したことによって起こっています。

私たち人間は、中心(臍下丹田)につながり、自分が感じている中心の価値観を周りの人に良きものとして承認された時、

安心とともに豊かな泉が溢れるように言葉が出てきます。

それだけではありません。

言葉だけではなく、ユーモアもアイデアも愛情も、全てがこの中心から自然に流れ出して来るものです。

決して頭で思考して何かを絞り出すわけではないのです。

HSPの持つ楽器の響き

また別の例えで言うとすればそれは、「響き」のようなものですね。

HSPや内向型の持つ精妙で深く静かな響き、

それが他の人達の激しい楽器の音に上手く共鳴できずに、 自分の中心から発した音が、その場では不協和音となってしまう気がする。

だから力が出せず、出したとしてもかき消されてしまのです。

「うぇ~い!」という場が、激しいデスメタル?を演奏している場だとすれば、私達の中心にある楽器は何でしょうか。

そうですね。

お琴とかですかね(笑)

ポロン~ポロン~♪と、

なかなかデスメタルの中に入りにくいものです。

でも原則は以下の通りです。

原則をまとめると

1)自分の本質が琴であることを隠して別の楽器になろうとすると、私たちは中心につながれなくなり何も出てこなくなる。

2)私達の人生の冒険とは、持って生まれた楽器を良きものとして受け入れ、肯定して、それが最も美しいハーモニーを奏でる場所を見つけて音楽を楽しむことにある。

3)時々どうしても不協和音しか出ない場というのが存在するが、それはあなたの楽器がダメだということではない。

4)時々不協和音にさらされるのが人生だが、プライベートに良い音色を響かせあえる人がいれば、そのダメージはすぐに回復し、すぐに自分の音色を取り戻すことができる。

5)琴である自分をエレキギターだと偽って生きて、その上に人生を積み上げると(そういう相手と結婚し、そういう職場を選ぶと)いつか自分の本質が目覚めた時に、積み上げた人生を全て破壊することになる。

6)あなたの響きが最高に美しい音楽を奏でるような飲み会の形というものが必ずある。

7)あなたが強くなる方向があるとすれば、それは自分の持って生まれた楽器を恥じて隠し、エレキギターっぽい音を奏でるところから来るのではなく、琴の演奏を修練し卓越し確信を持って響かせることの中から出てくる。

8)全ての豊かさ(エネルギー、言葉、アイデア、愛情、強さ)もそこから流れ出てくる。

9)だから一緒に琴の技術を磨きまくりましょう!!

僕らにはチューナーが必要だ

飲み会の波長があまりに合わなくて、その波長が自分の身体を侵食し、自分の響きが失われてしまったら、

すぐに響きを取り戻すようなパートナーや友人に会って、自分の響きを取り戻せるようにすると助けになりますね。

楽器のチューナーのようなものです。

友人以外にも音楽だったり本だったり、自分の音色を取り戻してくれるツールを知っておくと良いですね。(このブログもそうしたものの1つになれたらと思って書いています)

「自分ってどんなだったっけ?」となったら、 気の合う誰かと、ポロン~ポロン~♪と音を奏でて、自分と取り戻してくださいね。

そして、もう1つの道として、 「私は琴だからなかなか演奏に入りにくいけど、今日はハードコアを聞いて楽しむね!」と、宣言できるようになることはとても大きな前進になります。

「琴だから入りにくいし、ごめんね。なんか音が出てこないけど、エレキギターてそんな音が出るんだ。そんなこと考えてるんだ。へ〜。」と。

自分を知り、相手との違いを知り、それを言語化して共有することができれば、お互いがお互いの違いを尊重できるようになるものです。

それも1つの成熟の形です。

そして時には、 「今日こそハードコアの演奏の中で、私の琴をかっこ良く響かせてやるぜ!!」と挑戦してみましょうね。

時には上手く行って異様に楽しかったり、まったく噛み合わずいチーン…となったりしながら(笑) 諦めずにやっていきましょう。

いつか、どんな相手とでもスペシャルな音楽を演奏できる琴になってやろうではありませんか。

ではでは、みなさまの活躍をお祈りしつつ。

私も琴マスターとなるべく、頑張って行きますね。

 

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1 Comment

パートナーや気の合う友達といる時は
おもしろいねと言われるのに
なぜ飲み会では頑張って冗談を言うと微妙な空気になるのか…
しかもぐったりする…
こういうしくみだったんだ。

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