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人との境界線を築く技術

HSPやエンパスの生きづらさの一番の原因は、周りの人の感情やエネルギーに影響されてしまうことだいうことは以前に記事に書きました。

エンパス能力者に習得して欲しい2つのスキル

例えば今の仕事が自分にとってとてもやりがいのある理想の仕事であったとしても、会社のオフィスの雰囲気が殺伐としたものであれば、それに疲れ果ててしまい続けるのが難しくなります。

うつ病と診断されて私のカウンセリングに来られる方の中には、このように会社の雰囲気や毒気にやられてうつ的症状を発症しているエンパスの人達が、少なからずいらっしゃいます。

特に原因が見つからないけど、なぜかとても身体がしんどい。気分が上がらない。

病院に行くと「軽いうつですね。」と言われる。

でも本当の原因はうつではなく、エネルギーに作用されて疲れてしまっていることなのです。

どんな会社にも1人や2人は意地悪な人や、なぜかいつも怒り波動を発している人がいるものです。

いくら理想の職場に就職しても、そういった誰かの存在によって、続けられなくなり、退職することになったり、辛さを味わうことになるとしたら、

HSPやエンパスの方の人生をコントロールするのは自分自身ではなく他者だということになります。

これはとても重要な問題ですね。

人生の手綱は人に渡してはならない。あくまでそれを握るのは自分自身であるべきです。

ですから、HSPやエンパスのみなさんはなんとしても、周りの影響に打ち勝つ方法を身につけていただきたいのです。

そして人生を自分の手に取り戻すのです。

今回はそのために役立つスキルを1つお渡しします。

境界線を築く

 

この方法はスピリチュアルな世界では昔から伝えられている方法で、とてもシンプルですが効果はすぐに実感できます。

やっていただくことは簡単。

自分の身の回りを卵型の光の壁で包むのです。

自分の身を守る繭(まゆ)のようなものです。

イメージで光の繭を作り、自分をそれで包むことで自分の外に明確な境界線を視覚化するわけです。

最初は練習として、手のひらでその光の繭に触れて、パントマイムのように壁を実感するのも役立ちます。

この光の繭が周りの人の影響から自分を守ってくれます。

隣で怒りながら仕事をする人がいたとしても、この光の繭を意識しておくと影響を受けなくて済みます。

試しに、人ごみの中や、誰かとの会話中に使ってみてください。

相手のエネルギーの侵入が防げて、自分のエネルギーも漏れていかないことが分かると思います。

私は子供と遊ぶ時に子供にエネルギーがチューニングされすぎてとてもしんどくなるのですが、この光の繭を作らと、スッとエネルギーのつながりが切れて、自分自身でいることができるようになります。

その結果、疲れなくて済むわけです。

 境界線を引く練習

 

この方法はとても簡単で今すぐ使えますが、訓練しないとなかなか自分の技にはなりません。

なぜなら光の繭をイメージすることは簡単でも、イメージしながら仕事が進めたり、子供と会話を楽しむという、「ながら」で使うには、それなりの馴れが必要だからです。

そしてあなたが自分を守る必要がある時とは、必ず何かしらの仕事がある時であって、繭だけを意識していていいわけではないのです。

ですから光の繭に軽く意識しながら、やるべき仕事をこなせるようになる必要があるのです。

そうなると、このシンプルな技法も難易度が上がります。

私は子供と遊ぶ時が訓練の場だと思って、いつも光の繭をイメージしつつ子供とのやり取りも楽しむことを意識しています。

皆さんもあらゆる瞬間に使って、日頃の仕事をこの技法の練習の場としてください。

ネガティブな人が愚痴を言い出した時、サッと自分を繭で包み、しっかりと相槌を打ちながら言葉だけを理解しましょう。

隣の席の人が怒り波動を発している時。自分を繭で包み、その中を爽やかな光で満たし、その状態でパソコン仕事をしてみましょう。

こうして、意識のほんの一部を使って、自分の境界線を作れるようになると、どんなタフな現場にも恐れずに入って行けて、その場でHSPやエンパスならではの才能を発揮することができます。

つまりこの世界の中に活躍の場が増えるということです。

機会が増えるということです。

是非、自分の技術として習得してくださいね。

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6 Comments

初めまして。
先日、このページを見つけてから、私のこと?と思いながら、毎回ドキドキしながら拝見しています。
読みながら、少しずつですが、自分との付き合い方が分かってきたように思います。
おかげで、以前より楽に過ごせているように思います。
ありがとうございます。
初めてのコメントで恐縮ですが、質問よろしいでしょうか。
もし、光の繭で自分の身を守って、相手の人に接した場合、
相手の人には、私が壁を作ってるとか、話を聞いてない、というようには映りませんか?
私自身はすごく楽になるように思うのですが、それによって、信頼を失ったりしないかどうか不安です。
よろしくお願いします。

返信する
管理人

月さん
ブログをそんな風に読んでいただいていたのですね。
嬉しいです。ありがとうございます。
光の繭で自分をくるんだ場合は、相手からだとどう感じるかというと、
まず大半の人は違いに気づかないと思います。
一部の人は、いつもよりあなたが凛として自立しているように感じると思います。
シャキっとビジネスライクでしっかりして見えて、頼もしく信頼出来るように見えると感じる人もいるでしょう。
一方で、もしお互いにエネルギー的に依存しあっているような関係であれば、そのつながりが切れたことで、無意識的によそよそしさを感じるかもしれません。
壁は作ることもできれば、消すこともできます。
どんな時でも壁なしに交わってしまうことが、エンパスのしんどさですから、大切なのは壁をON OFFできるスイッチを持つことです。
常に繭に包む必要はありません。仕事モードの時は繭を作り、プライベートで恋人とお話する時はそれを解くなど、臨機応変に使い分けることで、人間関係に支障が出ることはないと思います。
それでは、是非ご活用ください。

返信する
hina

管理人様
ブログ読ませて頂きました。
私も小さいころから、人と感じてることが違うな~という自覚はあったのですが、
それは、私が間違っているんだと思い、世間でいう普通を目指して(!?)
頑張って生きてきました。
ところが、ふと気が付くと、いつもしんどくて、
常に混乱しているというか自分で自分がわからないというような感じで・・・。
大学を中退したりとか、仕事に就いても長く続かない(心身ともに壊れてしまうので)
というような人生を送ってきました。
1年半くらい前に、ようやく自分はHSP、エンパスなのは?と気づいて、
そういった本を読んでみたり。
普通の会社員のような生活は私にはできないなぁと感じています。
昨年の秋くらいから無職なのですが、正直もう今までのような働き方はしたくないです。
世間では認められない、もしくはニーズがないかもしれないですけど、
自分の感性を活かせることを、仕事にできたらいいなぁと思っていて、
何と言いますか、自分の中ではイメージはあるのですが現実のカタチにできない、
そんな感じです。
って、これは、ただの空想(妄想)なんですかね。
また、読みに伺います。

返信する
管理人

hina様
こんにちは。返事が遅れましてすみません。
ただの空想(妄想)なんてとんでもない。私もそんな感じでした(^_^;)
どこか混乱していて、しんどい。
一人で居ると整ってくるけど、社会人としての生活はなかなかそれを許してはくれませんね。
そして、アイデアは未来のヴィジョンは持っている。
これを空想で終わらせるかどうかは、その今のhinaさんの行動と在り方にかかっていますね。
形にできれば、それは偉大なヴィジョンだった。そうでなければ妄想だったということになります。
同じHSPで迷える同志たちの希望とインスピレーションとなるような生き方を選んでくださいね。
応援しています。

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