みなさん、こんにちは。
先日は平日夜の定例セミナーを開催致しました。
ポジティブ心理学のフレームワークを使って、自分の幸せや至福に至る構造を発見しよう!というのがテーマだったのですが、
当初想定していたものよりも深まって、なかなか有意義の時間になったのではないかと(我ながら!)思っています(笑) ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。
次回は2月23日(月)を予定しています。
内容が整って募集開始した際にはまたこのブログでもご紹介致しますので、よろしくお願いします。
さてさて、今日はたまたまネットで読んだ記事がいろんな意味で非常に興味深かったのでご紹介します。
このブログの読者様にも役立つのではないでしょうか。
是非読んでみてください。
■「ノンスタ」石田、M-1獲れたのは「ブラマヨ」吉田さんがいたから
http://thepage.jp/detail/20150118-00000005-wordleaf
特に仕事が広がっていったり責任が重くなって行った時の急激なストレスに対して、どう乗り越えていくかという点で示唆に富んでいます。
ブラマヨの吉田さんがやっているように自分より酷い状態の人をそばに置いて癒やされるというのは、人道的には非常に卑しいことなので(笑)ストレス対策の本とかで推奨されているのを見たことはありませんが、実はとても有効です。
苦しくて自分のダメさや不幸さに打ちのめされている時は、自分以上にダメで不幸な人の体験記とかルポを読む(笑)
ちなみに私のお勧めは「友がみな我よりえらく見える日は」など、上原隆さんの一連のルポ作品です。
友がみな我よりえらく見える日は (幻冬舎アウトロー文庫) –
これ一冊でいろんな人のリアルな人生が垣間見れて非常に面白い上に、元気が出てきます。
読んでいると、ああ、自分の悩みなんて大したことないな…と、力が湧いてきます。
最低限の住む家と人間関係がある自分の境遇に感謝さえ生まれてきます。
よく心理の本などで言われているような「人と比べてはいけない」みたいなアドバイスは確かに正しいし、
そんなことができれば確かに素晴らしいけれど、それは人間の機能としてはとても不自然で、無理をしている状態なのですね。
人間の脳は他者と比較することで自分のポジションを確かめるようにできている。
それを止めろ!なんて無茶をして余計な頑張りを強いてストレスを増やすより、
最初から備わっている「比較」の力を自分の力になるように使う方が人間としては自然なのです。 無理が無いのです。
でも吉田さんの凄いところは、その一方で、お笑いという仕事に対しては、お客に迎合するのではなく自分軸にこだわっている。
つまり周りの視線や比較を排除している。
無理をしている。
不自然をやっている。
ここぞという所で意志力を使って集中して周りの目線を排除している一方で、プライベートでは弱くて卑しい自分(自分より落ち込んでいる人をわざわざ呼び出して比較している自分)を許している。
このバランスが非常に示唆に富んでいる。
それはつまり、
意志力は有限のリソースだということです。
意志力は限りあるものだから、仕事が急激に拡大してストレスが高まった時は、そこに頑張りを使っている分、別のところでは卑しいくらいに自然を許す。無理をしない。
意志力の配分を大切にする。
無理して自分を枯らしてしまわない。
もし当時の吉田さんが、お笑い芸人としても手がしびれるような緊張感の中、自分軸で美学をもって闘いつつ、
プライベートでも理想的な人間として「人と比較することなく…」とか、「自分より偉大な先輩から多くを学ぼう…」などとやっていたら、早々に潰れてしまっていたのではないでしょうか。
理性的で意志的な経営者が飲み屋のおねえちゃんにだらしがないとか、自分の中から出て来る卑しさや弱さを、安全な中で許して遊ばせてあげているのですね。でないと使い果たすのです。
硬くする方向と、ゆるめる方向。
ゆるめる方ができないと、ひたすら硬くなってポキっと折れるのです。
ゆるめることが大切。
いやしくだらしなくいやらしくだらしなく(笑)
ある種のだらしなさには生き物としての強さを感じますね。
それは生き物としての自然に従うことからでてくる強さです。
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以前よりブログを拝見させて頂いております。私も自分より状況の悪い人を見ると「自分はまだましなんだ、頑張れる」と思い回復することが何度もありました。それは見下しだけどある意味人間らしいというか、バランスをとる手段としてグッドだということでしょうか。潰れそうになった時は思い出したいと思います。
こんにちは。先日、初めてカウンセリングを受けさせてもらった者です。すごい効果を得ていて、今とても感謝しています(^o^)
さて、今回の記事は特に面白かったです。
私は自他共に認める真面目な人間ですが、一つだけ恥ずかしい事がやめられずにいます。
それはコンビニでレディコミを買う事です。エログロ、不幸、ご近所トラブルなどが中心の漫画です。表紙からして禍々しい分厚い雑誌です。そんなのを時々読んでいるのを人から見られたらドン引きされそうです…
それを買うお金で、ファッション誌や自己啓発本を買って自分を磨くか、芸術性の高い漫画を買って感性を磨くべきでないかと、悩んでいました。
でも、今回の記事を見て、やめれなくて良かったのだと納得しました。自分の為だと開き直れました。
さはら先生の記事は、負への響きにも細やかに対応してくれるから、私には心地良いです。