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「LINEでつながりましょう」と言われるとゾッとしてしまう問題

みなさんこんにちは。
カウンセラーの佐原です。

今日は、HSPや内向型の方からのご相談が多い、

「人とどこまでつながるか問題」についてお話したいと思います。

これは地味に多くの内向型のみなさんが持っている不安でもありながら、なかなか普通には共感してもらえないテーマのようです。

何の話かと言うと、例えば、

「私達ママ友達みんなでLINEグループ作ったから、繋がりましょう!」とか言われると、ゾッとして逃げ出したくなるという、

そういう問題です。

あぁ、わかる…という方も多いのではないでしょうか?

(逆にここまで読んでみて特に分からない方は、これ以降の文章はきっと不要なので盛大にスルーしてくださいね。)

私も仕事柄、様々な心理療法を学ぶセミナーに参加するのですが、その際に悩ましいのがこの「人とどこまでつながるか問題」

もっと正確に言うと、

「その場では楽しくお喋りしたいけど、プライベートでまではつながりたくはない問題」です。

セミナー中に一緒に御飯にいったりお話したりしていると、

「Facebookやってますか? 友達申請しますね!」

とか、

「LINEやってますか? つながって下さい!!」

という流れになることが多いわけです。

確かに、その場でお話だけ盛り上がっておいて、「ではさようなら、ごきげんよう…。」っていうのも味気ないものですからね。

Facebookでひとまずつながりだけ作っておいて、SNSでのそれぞれの熱量を尊重しつつ、お互いのこの先の可能性も残すというのは良い距離感ですね。

ちょうど名刺交換の進化系のようなものです。

でも、LINEでつながるとなると話は変わってきます。

一対一の個人として新しい人と向き合えるほどの心のスペースは今の自分には無いなぁとなります。

まあ、当人たちにとってLINEでつながることの意味が私の思っているものよりもずっと薄くて、先のFacebookと同じようなものを想定しているのかもしれません。

でも、私にとってはいつでも「ピロン!」って音を立てつながるような気楽なコミュニケーションに対して開かれている相手が、

今後もどんどん増えていくというのは、心理的にかなり負担なんですね。

で、実際に「飲みに行きませんか?」と誘われることも多くあります。

私は優先順位がはっきりとしているので、そういう誘いに乗ることはほとんどありませんが、それを断るのに若干の申し訳無さもあってその都度心理的エネルギーを使っています。

みなさんはいかがですか?

「人とどこまでつながるか問題」

「その場では楽しくお喋りしたいけど、プライベートでまではつながりたくはない問題」

ここのHSPブログ読者のクライアントさんと話をしていると、とてもよく出てくるテーマなのです。

これはつまり一人になれるスペースが広めに必要な内向型の人間が、いかにつながり重視の外向型人間とうまくやっていくか?という問題ですね。

こちらが被害者になることもなく(それはつまり相手を加害者にすることもなく)、だからと言って気まずい関係になることもなく、

いかにして人との心地よい距離感を実現するか。

そういうテーマですね。

内向型の私達も別に他者に対して閉じていたいわけではないですよね。

拒絶したいわけではない。

会ったその場では心をオープンに楽しくお話ししたい。

でもよほど何かを感じた相手でない限りは、プライベートでまた会って関わりを深めていきたいわけではない。

でも外向型は善意をもって、私達を今後も楽しく一緒に遊べる大多数の中の1人としてカウントしてくれるようです。

このあたりに内向型が望んでいる関わりと、外向型が望んでいる関わりの大きな違いがあるようです。

特に若い外向型は、内向型が持つつながりに対する恐れを理解していません。

気軽に誘ってきます。そして内向型は気が乗らずに悩みに悩んで「用事があるから…」と断ります。

そうすると。

「そっかその日は都合が悪いんだ。じゃあいつなら行ける?」と来ます。

↑これですね。多くの方が恐れている言葉「いつなら行ける」(笑)

人は誰もが、自分の内面を他者に投影することで相手を理解するものなので、

内向型の人間は自分の感覚を鑑みて、何かを誘う時にもしかすると相手がそれを望んでいないかもしれないという可能性を見て、少し逃げ道を残す誘い方をするものです。

つまり、断りやすい誘い方をします。

「◯◯に行くんだけど、良かったら一緒に行きません?」

とか、

「あ。無理しなくて良いよ。興味あるか分からないし。」などと言って、相手のスペースを尊重します。

そして、その反応を見てどこまで相手が乗り気なのかを察するし、

都合が付かないという返事の時も、それが本当に都合が付かないのか、単なる断り文句なのかを判断して、相手を意思を尊重しようと言葉を選びます。

でも、外向型の誘いは、そういう可能性をまったく想定しないことが多いものです。

外向型は外向型で「自分だったらこうされたら嬉しい」という自身の内面を相手に投影しているだけなので、何も悪気は無いのですが。

「その日は無理なんだ。じゃあいつなら行けそう ?」

と来るわけです。

そして、その言葉に崖っぷちにまで追い詰められたような気持ちになって苦しんでいる方が実は意外に多いのです。

「なんであの返しで!分からないのよ!!」と、怒りさえ覚えていたりします。

内向型あるあるですね(笑)

では、そういう時に私達はどうすれば良いでしょうか。

あなたは「いかに断るか?」という使い慣れた防御法を持っていますか?

これは、とても大切なテーマで。

例えば、

人と打ち解けて話したいのに心が開けない…という悩みを紐解いていくと、

その奥には、先に見たような「仲良くなりすぎると、プライベートでも密につながってしまって自分のスペースが失われる。そうすると混乱して自分が無くなってしまう。」という恐れが隠れていたりします。

想像してみてください。

どんなに仲良く喋ってもこの人と今後一切つながる可能性が無いとすれば、

ちょっと開放感を感じて、心が開きやすくなりませんか?

自分の1人の時間やスペースを大切にしたい内向型にとって、

人とつながったり頻繁に誘われる人間関係というのは、恐怖でしかないのですね。

だから目の前の人としゃべらないとと思って言葉を尽くしている一方で、無意識ではつながらないようにと心を閉じようとしていたりします。

そうするともちろんコミュニケーションも盛り上がらない。

アクセルとブレーキを同時に踏んでいるので、上手く進まない上に疲れてしまいます。

でも、本人は自分のやっていることに気付いていないので、単に人との話が盛り上がらないことを問題だと思って、「人とつながれないんです…」と相談に来られたりします。

でも、本当の問題は、つながれないことじゃないんですね。

目の前の人と、今ここでは最大限につながりながら、プライベートではつながらないということが難しいということですね。

だから内向型の私達は、目の前の人と最大限につながり今ここのコミュニケーションを楽しむためにも、

「人とつながらない」技術を、つまりは防御策を用意しなくてはならないということです。

逆説的ですが、人と安心してつながるためには「人とつながらない技術」が必要だということです。

そうしないと、内向型の無意識は安心して今ここの目の前の人に心を開けないのです。

さて、では、どうしましょう?

みなさんは、望まない誘いに対して、どう対処していますか?

大切な自分の時間を割いて、犠牲者にならずに気持ちよく自分のスペースを守れていますか?

LINEでつながった途端に「今何してるの?」と、境界線を超えてくる相手に対して有効な策を持っていますか?

あなたは断り上手な人ですか?

それとも自分のスペースを保つために、人に近づかないという方法を取っているのでしょうか。

少し時間を取ってご自分の中で確認してみてくださいね。

次回は心地よい境界線を守るための方法について広げてみましょう。

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1 Comment

ちくわぶ

こんにちは。
ドラマ「相棒」でエンパスという言葉を知り、ときどきこちらを覗かせていただいています。そうだな、とか、なるほど、と思うことも多く、救われています。
LINE、本当に苦手です。
自動追加にせず、本当に仲の良い人とだけ教え合っていたのですが、それでも、
句読点代わりに送信して短文連打してくる方/長文を送ってくる方
既読未読にこだわる方/全く気にしない方
単なる連絡手段と思っている方/常につながっていると思っている方
とそれぞれで、その人ごとのスタンスが浮き彫りになって疲れてしまいました…。
便利に使えている人はいいのでしょうが、周りではやっていない方も結構いますし、「やりたくない」という方も多いようですね。なのに、いち企業のサービスを「やって当たり前」の風潮も正直怖いです。
…ってこじらせてますね(苦笑)

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